現在N-BOXは自動車業界で一番売れている車です。
もちろんホンダの車種のなかでも一番売れている車となります。

そのつぎにホンダの車種のなかで売れているのがフィットとなります。

N-BOXやフィットは居住性や活発なガソリンエンジンはライバル車と比べても優れていて、なるほどうれているのわかります。

フィットはいまではナンバーの位置から下がってしまいましたが、かつては販売数もナンバーワンだったのですね。

そのフィットと同じくらい売れているのがフリードなのです。

ホンダフリードはこんな車

フリードの販売数はフリード＋という2列シート仕様も含んでの台数です。

フリードは、N-BOX・フィットとともにホンダの収益の多くを占めています。

台数が売れるにはある程度価格がこなれていないといけないですし、使いやすいという点も見逃せません。

コンパクトカーというとやっぱり使いやすいですね。

引用：https://www.honda.co.jp/FREED/

フリードはコンパクトカーより少し長い4.2ｍの全長があるのですが、その空間に3列目シートを詰め込んだというのは日本らしいですね。

おなじ3列シートのステップワゴンは3列目シートは収納でき荷台もアレンジできるので、フリードとはまた違ったコンセプトです。

トヨタシエンタはフリードと同じ7名乗りで、対比されることがおおいのですが、そのシエンタは大人が不自由なく座れます。

しかしどうしても3列目は緊急用として設定されているようで、乗り心地は二の次のようです。

フリードはどうかというと、座ったとき室内空間はシエンタより広く感じ余裕をもって座ることができ、3列目シートに座っても無理な姿勢をすることなくすごせそうです。

引用：https://www.honda.co.jp/FREED/

このくらいの車だと、大人6人も乗ると窮屈で、体がどこかに当たってしまうのが当たり前なのですが、調整次第でどこにも体が当たらず座ることができるようになっています。

そんな作りなので、3列目を考えなくして2列目シートをめいっぱい使いきれば、足元空間は相当広くなり高級乗用車並に快適です。

なおかつ、シートアレンジも多彩で、いままであったミニバンのようにだ1列と２列目シート又は２列目シートと３列目シートをフラットにすることができます。

フリードのパワートレイン

パワートレインを見てみると、ガソリン車は1500ccのガソリンエンジンとCVTの組み合わせです。

ハイブリッドに関しても1500ccエンジンとモーターをDCTで組み合わせています。

ハイブリッドといえばよくみるとシエンタにはハイブリッドで4WDの設定がなくガソリン車のみとなっています。

ハイブリッド4WDを選ぶなら必然的にフリードになりますね。

フリードの走行性能

フリードは現在2代目のモデルです。

初代よりすこし車体は大きくなり、走りもホンダではオデッセイやジェイドなどのスポーツミニバンがあり、その性能を受け継いで走行性能は初代よりより良くなっています。

シャーシーは新たに開発されたものを仕様していて、多人数が乗車しても安定した走行ができるようになり、より快適な乗り心地となりました。

この走りのよさや乗り心地ははガソリン車でもハイブリッド車でもおなじです。

静粛性に関しましては当然ながらハイブリッドのほうがよくて、低速ではモニター駆動を使用するので中間スピードの加速もハイブリッドのほうが少し有利なのですが、1500ccガソリン車でも走りは遜色ありません。

ガソリン車の方が当然価格が安いので、わざわざハイブリッドにしなくても走りは楽しめそうです。

そしてガソリンエンジンのみなので、柔軟な対応ができる走りとなって、ハイブリッドより当然エンジンが軽くボディ全体が軽いので、1〜2名乗車ならハイブリッドよりパワフルで速く感じられると思います。

ガソリン車とハイブリッド車の価格差は約40万円です。

この値段の差でガソリン車にするかハイブリッドにするかが決まって来ることも多いと思います。

ただ、この価格差を考えにいれなくても走りや乗り心地の性能の差を考慮してガソリン車を選ぶのはぜんぜん
ありですね。